ビットマップデータとベクターデータについて・・・

 普段、皆様がお使いになっておられるパソコンの画像データは、
通常はビットマップデータと呼ばれるもので、
いくつものピクセル(網点)の集まりから成り立っています。
例えばパソコンでちょっとした地図を書く時に使うペイント等、
お絵描きソフトで保存したもの。
或いは日常インターネットや、携帯電話で送っている、
デジカメの写真やダウンロード画像なども、すべてこの類に属します。

 ところが、これだけ一般的で馴染み深いビットマップデータですが、
印刷業で行われる画像処理においては、あまり歓迎されません。

 画像を拡大して見てください。
虫眼鏡の部分を
拡大すると… →

 実寸大でモニター上で見ている分には美しく映りますが、
たちどころにギザギザのジャギーが、確認できるはずです。
これらの現象は、解像度とも関係していますが、
やはり、いくつものピクセルの集まりでできている
画像データの欠点が目立っているからです。

 通常、印刷業界で最も重宝されている形式の画像データに、
ベクターといわれる形式のものがあります。
これは、デジタル画像データであるにもかかわらず、
拡大してもまったくジャギーの出ないデータです。
これはドロー系とよばれる特殊なグラフティックソフトを使って作成されます。
ちなみに現在、もっともポピュラーなwindowsに搭載される、
アクセサリー中のペイントはこれに対してペイント系と呼ばれます。
ペイント系ソフトはビットマップデータで画像を保存しますが、
ドロー系ソフトはベクターデータで画像を保存するのです。
ドロー系のものは特殊であり、前者に比べると高価であることが多いです。




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